勝負服

暑い暑い…と言っていたら、急に寒くなり、気分はお鍋の季節。何だか吃驚ですね。秋物もろくに出していなかったので、今日は遅ればせながら「衣替え」をしました。
一気に部屋が夏と冬が交差し、まるで古着屋さんみたい。
その多さに呆れながら、やっぱり捨てよう!と一大決心。
捨てる区分けの一つに「ときめき」を感じるか?3年も着ていないものは捨てるべし!と整理整頓の本は沢山あって、なるほどと思う。ときめきも感じないし、3年、いや10年も着ていない。確かにタンスの肥やしとなっていたのだ。ご主人様はマァ沢山、捨てましたね。そして、ライアンも今回は頑張りましたよ。
ライアンの処分品を持ちあげると、軽く10kgは超えるかしら?その重さがタンスにあったかと思うと、何とも言えない気分である。
男の背広は所謂「勝負服」。この背広を着て、毎日、仕事で勝負をしていたのである。そう思うとちょっと考えさせられる。10Kgの重さは頑張ってきた重さでもあり、それらの服には時代と共に深い思いもあるのだ。
ご主人様はそれらの古い勝負服に「本当にお疲れ様でした。頑張りましたね!」と言ってお別れを致しました。
そして、今ある背広をパンパン!と叩き、「あんた達も先輩に負けず、頑張るのよ!」なんてこと言ってましたよ。