個人情報漏えい

随分前の事ですが・・・・電話が鳴り、出てみると、「○○警察の者ですが」と言う。吃驚して聞いてみると、「あなたの個人情報が何者かによって漏えいされております。今すぐ、通帳を確認してください」と言う。まずは確認をしたうえでこちらから連絡をします。と答え、連絡先を訪ねると、電話はプツリと切れた。
○○詐欺である。
変な電話だと用心していたけど、まさかウチにかかってくるとは、ご主人様も相当頭に来ておりました。されど、個人情報が・・・と言われると、急に心配になり、また不安になり、何とも不愉快な思いをしたことを覚えている。

ご主人様は正義感の強い方である。警察にお知らせするべきか?どうか?と悩みつつ、これは一般市民の義務であり、悪質な犯罪は阻止をしなくては!と正義感に燃え、交番に行き、話したところ、おまわりさんは「それって、もう古いんですよね〜今は新たな詐欺が発生していて、この地域でも数人が詐欺に遭っている」などと言い、まるで、情報としては不十分と言いたげであった。「そうだったんですか〜それは失礼をいたしました。」と何故か頭を下げるご主人様。さっきまでの意気込みは何だったのだろうか??そう思ったものである。

さて、年金事務所の情報漏えいが発生し、なんと125万人だと言う。これは相当な問題ダワネ。殆どの人は老後は年金頼りであり、勿論、ご主人様もライアンもその一人である。本当に身近な問題なのだ。
結局のところ、新たな詐欺が発生する可能性があり、また、本人確認は厳重になり、善意の市民まで疑われる対象となり、とにかく、面倒くさくなるのだ。

10月にはマイカードの導入だとか?
こんな状況で大丈夫?と言いたい。

国や特別な機構へのサイバー攻撃は映画の中だけと思っていたけど、今や時代は変わってしまい、常に危機感を持っていないといけない世の中で、本当に悲しいな〜。
心のゆとりはどんどん遠く離れていくようである。