続・本を読むご主人様

相撲から始まり、レスリング、アメフト・・・そしてボクシングの悪質な不正など後を絶ちません。ボクシングは助成金も絡んでいますね。
どうしてこんな問題が明るみになるのか?結局、トップである指導者が古い体質で現代のスポーツ界における役割を理解していないということでしょうか。
おそらく辞任に追い込まれた方々は『何故?自分が?』とそれすら理解していないのだと思います。

スポーツは明るく爽やかでなくてはなりません。選手たちは豊かな感動を与えられる選ばれし者です。不正なんて失礼な話です。

権力と金はどこかの世界だけで充分。このような話題はもうウンザリ!ですね。

さて、先日はS会がありました。相変わらず楽しかったです。高校野球が話題になりました。ご自身の母校とか、ご子息の学校とか、やはりこの時期になると、どこが勝ったとか気になるようですね。ご主人様はまったく高校野球はわからず、ただ、頷いておりました。先月はサッカーで、来月は何かな?ちょっと楽しみですね。

実はこの3〜4日、夏バテから風邪をこじらせ、絶不調のご主人様。一昨日から声が出にくくなり、今日は病院へ。風邪からくる喉の炎症ということでした。
しばしの間は家で大人しくしようと思っているそうです。家にいれば音楽を聴いたり、本を読むことですね。

そこで、本を読むご主人様です。
東野圭吾氏の『人魚の眠る家
離婚寸前の夫婦。その娘がある時プールの事故で亡くなってしまう。歯車はそこから狂い始める。
『死』とは何か?
医師は『脳死』といい、「娘はもう亡くなっている」という。
しかし、母親は「娘は死んでいない」という。
何を持って『死』の定義は何なのかをとことん問い詰める力作で、社会に訴えるヒューマンドラマです。
一気に読みました。面白かった。流石、東野圭吾氏です。力強く訴えるものがありますね。本を読む進めるとそこは戦場のようにも感じますが、読んだ後は優しいワルツが聞こえてきました。
歯車が狂い始めるのではなく、正常に動き始めた。という感じでしょうか?映画にもなるそうですね。