ご主人様の本便り

 

ラグビーから目が離せませんね。先日のサモア戦、素晴らしかったです。スクラムを組み、ゴールに向かい、少しずつ進むあたりは、目頭が熱くなりました。とご主人様。勇気と感動を頂きました。まだまだ続きます。どうか頑張って欲しいです。ラグビーは青春なのだ。

 

さて、ご主人様の本です。

ここ最近読んだ本です。

・海の見える理髪店 萩原 浩 著

素敵な小説でした。読んだ後、ほっこりと幸せな気分になりました。人は優しくなくてはいけません。人生は捨てたものじゃない。家族の在り方や、これからも頑張っていこうという気になりました。上質な短編集でしたよ。

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ナラタージュ 島本理生 著

これは純愛ですね。どうしても忘れられない人がいる。愛してやまない人がいる。例え、結ばれることがなくても・・・切ない小説でした。映画にもなりましたが、ご主人様は結構、こういう切なさがお好きだそうですよ。

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・ホテル・ローヤル 桜木紫乃 著

・起終点駅

どちらも北海道が舞台になっています。さわやかな北海道ではなく、どちらかというと、暗い湿気のある雪の北海道という感じですね。人生を感じます。生きていくことの大変さ、悲しさをこれでもかというほど浮き彫りにして、考えさせられる小説でした。作者も北海道の方なので、だからこそ書けるのでしょうね。北の国の空気が伝わってくるようでした。

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対岸の彼女  角田光代 著

・私はあなたの記憶の中に

対岸の彼女は、女性の友情の話です。対岸にいると思っている人、実は自分と同じ場所にいるのです。心を開けばみんな一緒なのだ。少女の無邪気さにほろりとしましたね。社会の冷たさや厳しさも伝えてくれています。

少女が大人に成長する様子や友情、母と娘、家族の確執とか、本当に上手に逞しく伝える作家ですね。

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よく見たら、みんな、直木賞作家で、流石!面白いはずですね。ご主人様の好きな作家さんでもあります。また、本をご紹介しますね。