ご主人様のシネマ便り

 お久しぶりです。サリーです。

 まずは「パラサイト」アカデミー作品賞を受賞いたしました。嬉しいですね。アジア初だとか。

 ご主人様は随分前に観て、感動したそうです。面白さとリアリティに溢れ、韓国の映画にかける底力を感じたと言っておりました。内容はもうご存知だと思いますが、格差社会を取り上げた悲喜劇です。

 昨年は是枝監督の「万引き家族」がカンヌで受賞いたしましたが、テーマは格差社会。最近の作品でケン・ローチの「家族を思うとき」も同様です。映画の力で、社会の歪がすこしでも良き方向に改善出来れば良いなと思います。

 ご主人様はこの作品がアカデミー賞にノミネートされたと聞き、陰ながら応援をしておりました。なので、凄く嬉しそうです。是非、ご覧くださいませ。