過行く9月

 大谷選手の朗報がありました。日本人初の「ホームラン王」です。素晴らしいですね。思えばこの数年、コロナの影響もあり世の中が暗く感じたことも、多々あるのですが、大谷選手だけはいつも明るいニュースをくださいました。感謝です。お怪我も心配ですが。とにかく、明るいニュースをありがとうと言いたいです。とご主人様は言っておられました。

 さて、9月のある日のこと…ライアンと昔ながらのお仲間とゴルフの合宿に行ってまいりました。このブログでもご紹介しておりましたが、10年前までは茨木にあるとあるゴルフ場に、年に二回ほど、20人の有志で3日間の懇親会をしておりました。実はゴルフというよりは美味しい食事に、温泉に、皆でワイワイと飲んで歌って騒いで本音で語り合うというのが目的で、とても楽しい会だったのです。

 この合宿は長年続いていたのですが、馴染みのゴルフ場が無くなり、この合宿も無くなってしまいました。ちょうど10年前のことです。

 そして、この合宿ではいつも行く食事処Kという店があり、気さくな店主と女将さんで、いつも美味しいお料理を出して下っていたのです。ゴルフ場は仕方ないとしても、いつかこの店にまた行きたいと思っていたのですが、それが今回、T さんの計らいで実現いたしました、まさに10年ぶりです。願いが叶い嬉しいですね。ご主人様は店主や女将さんに、大変お世話になったことを伝え、お礼を致しました。

 お刺身に鮎の唐揚げに、いつも必ず頂く大好きなハンバーグ定食。

 昔のままのお味で、懐かしい話に花を咲かせ、しばし、楽しい夜を過ごしました。勿論、ライアンも遠くから参加しておりましたよ。

 良きお仲間がいて、数々の思い出があって、そんな記憶に助けられていたのだな~とご主人様はふと、呟いたそうです。

 女将さんは出来るうちは店を続けると仰いました。またいつか、女将さんに会いに行こうと思います。

 そして、9月のとある日はライアンの命日です。ご主人様は切子のグラスでお酒を頂き、お食事をしながら、一人静かにライアンとお話をなさったそうです。その日の月はとても綺麗で、中秋の名月とは本当ですね。ご主人様は月に見とれながら、少しばかり昔の、ライアンの元気なお姿を思いだしていたそうです。

 気が付けばもう10月ですね。どんな秋になるのかな?