悲しいニュース

 新年早々、悲しいニュースがありました。能登半島地震です。被害の報道も日々、多くなり、心を痛めているご主人様です。ただただ、少しでも多くの命が救われますようにと祈るばかりです。

 二日には日航機と海上保安庁の航空機との接触事故がありました。炎に包まれる旅客機の映像を見る度に、唖然と致しましたが、乗客は全員無事に救助され、救われる思いが致しました。これは機長のとっさの判断だったようですね。大きな組織の中にいて、組織の指示が一番であるにもかかわらず、この判断は実に適切だったと思います。海外メディアでも「これは奇跡だ」という絶賛の声があるようです。一つ間違えば、大きな悲惨な事故になっているかもしれなかったのです。本当に良かった。

 海上保安庁の航空機ではお亡くなりなった方々もいらっしゃり、お気の毒です。被災地に物資を送るための航空機だったと聞き、何ともやるせない思いがいたしました。とご主人様はしんみりと言ってあられました。

 実はQ子の友人が元旦に能登半島に行っており、地震報道の後に連絡をするものの、まったく返信がなかったので、Q子はとても心配していたのですが、二日に連絡が取れて、涙が出るほど嬉しかったそうです。たった一人の人が無事であることがこんなにも大きな喜びになるのです。命の重さを感じました。

 ご主人様の知人にも、石川県や富山県にご家族がいらっしゃる方々がいて、さぞかしご心配されてるかと思うと、本当に辛いですね。

 家の近くには椿が咲いておりました。寒椿です。どんなときにも花は咲く。それは希望でしょうか。「頑張れ!」そう言っているようにも聞こえました。とご主人様は呟いておりました。